前回までで姿勢が悪いとなぜ良くないのか?という基礎的な部分、私生活の中で運転席に座っている状態が引き起こす猫背などの悪い姿勢を作る原因の部分を書いてきました。今回は運転席に長時間座っていても猫背などの悪い姿勢を引き起こさないようにするにはどうしたら良いか?という解決編を書いていきます。

と言っても、ここまで読んでいる方はもう気づいてるかもしれませんが原因に書いたことと逆のことをすれば改善に繋がります。ただそれだけでは足りない要素もあるので最後までお付き合い頂ければと思います。

★解決策

①体の捩じれの原因となる片手での運転をやめて、ハンドルの部分は教習所で習ったように時計で表す10時2時の部分をちゃんと両手で持って運転する

②ヘッドレストから頭を離さないようにする、顎も上がらないように気を付ける

③つま先から踵までを捻じらないようにしてアクセルとブレーキを踏む時は一回一回踵を床から踵を離してペダルを踏むようにする

※実施する場合は足がペダルに引っ掛からないように注意してください。自信のない方は事故に繋がる恐れがあるので踵を離さないようにするのではなくアクセル寄りに踵を置くことでつま先の捻じれを最小限にすることが出来ます

※足の置き方下部画像参照

原因に書いていませんでしたが、シートの角度も重要です。シートを倒し気味にすると腰から腰が丸まるので頭が前に出やすくなってスマホ首を作りやすくしてしまします。また、腰が丸まるとお尻が下がって垂れ尻もできやすくなります。ですので、シートは直角まではいかなくも良いですが、体が丸まりやすくならない程度には起こしましょう。※上部画像参照

それとシートの前後の位置も重要で、ハンドルからの位置が遠いと手を遠くに伸ばそうとするのでヘッドレストから頭が離れやすくなります。ですので、シートの位置は腕を伸ばせば少しハンドルを押せるぐらいにすると良いかと思います。

解決策としては簡単なことのように思えますが、上記に書いたような解決策の姿勢を保ち続けるのは姿勢が悪い人にとっては結構辛い場合があります。

座り姿勢で良くない座り姿勢をとってしまうのは実はそこにも原因があります。それは筋力や柔軟性が原因の一部として考えられます。車の座り方に限らず日常生活における良くない姿勢というのはとりたくてとっているのではなく、体としてはそのポジションにいないとバランスがとりづらいからそのポジションに行こうとします。つまりは正しい姿勢をとれる筋力などが無いため、力を必要としないポジションに行きたがる訳です。

ということは正しい姿勢をとるために使う筋肉を鍛えれば正しい姿勢をとるのも至極自然にできるようになるという訳です。

そこで、正しい座り姿勢を作るためのエクササイズの一部をご紹介したいと思いますので是非ご覧ください。猫背改善、首肩凝りの解消にも繋がるエクササイズです。

ただし、このエクササイズをすれば姿勢が完璧になるというものではないです。悪い姿勢というのは一つのことが要因で起こるわけではないし人によって原因が違ったります、ですのでこのエクササイズあくまで良い姿勢の一つのきっかけ作りと思ってもらえれば良いかなと思います。動画では首肩こり改善と言っていますが。猫背改善系のエクササイズにもなります。

エクササイズをすれば自然に良い姿勢になる訳ではなく、エクササイズ+良い姿勢を保とうとする意識をしていないと姿勢は良くなりませんのでエクササイズをして終わりにならないように心がけてください。そのうちそれが当たり前になってきます。

そもそも良い姿勢って?思われる方も見えると思いますのでまた姿勢の基本の記事も書きたいと思います。とりあえず車の座り方は上部画像を参考にしてみてください。

自分の姿勢が良いのか悪いのか、自分の体にはどのようなエクササイズが合っているのかなどもっとちゃんと知りたい!という方は是非パーソナルジムsinまでお越しください。

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