先週の日曜日、勉強会に参加しました(^-^)

今回は肩の痛みや動きの改善です。

肩の痛みでよく聞く名前として多いのは、四十肩、五十肩、野球肩、インピンジメント、など言われますが、肩関節の周りで痛みが出ることをまとめて肩関節周囲炎といいます。

肩の痛みに限らずですが、大事なのは、病名で四十肩だからこうする、野球肩だからこうするということではなく、なんで痛くなったのか、何をすると痛いのか、何をしたら痛くないのか、どういった動作ができなくて、どういった動作ができるのか、などまずは姿勢や動きの評価を適切に行うことが大事です。

動作の評価を行う一つの例が一番上の画像です。

バックスクラッチという動作、みなさんできますか?左右入れ替えても同じ動きができないといけません。女性なら第二関節がまで触れるぐらい、男性なら指先が重なり合うぐらいが基準になります。

下の手を裏返したり、背中を手繰り寄せたり、腰が反ったり、身体が捻じれたりしてはだめです。

現代人はこれができなくなっている方が非常に多くなっています。なぜできなくなるか?

日常生活を思い返してみてください。生活の中で万歳をしたり、自分の身体より後ろに手を伸ばしたりする、ということがあまりないのではないのでしょうか?

この肩回りの動作の少なさが肩回りの筋力の低下や動きの悪さに繋がることで、普通にできなければならない動きができなくなります。

動きが悪くなると、本来働くはずの筋肉が働かなくなり、近くにある他の筋肉を使って無理やり動かそうとします。

その結果、その筋肉に大きな負担がかかったり、体の使い方(腕を上に挙げるなど)が悪くなり(例えば腕を上げる時に肩をすくめながら腕を上げるなど)関節への負担が増大して痛みに繋がったりします。

逆に言えば痛くならないようにするためには、普段から肩を使うようなこと(適切な動きで)をしていれば痛くならないということです。

すでに慢性的な痛みがでているのであれば、自然治癒でなおることはまずないと思ってください。痛みはないけど肩や首などに凝りを感じる、腕がしびれるなど症状が出ているのであれば痛みで肩が上がらなく可能性があるので早急に対処することをオススメします。

対処しようにもただ闇雲に動かしていては意味がありません。

画像の二枚目や三枚目は肩の動きづくりの例です。二枚目の画像はただ万歳をしているように見えますが、いろいろな条件下でやるとめちゃくちゃしんどいですですがその条件の下動きを作ることで正常な体の動きに繋がります。

三枚目は鎖骨の動きを改善しています。以外と思われるかもしれませんが、鎖骨の動きも肩の動きに密接に関係してきます。

こういったことは独学ではなかなかできません。一度プロの目でみてもらうことで劇的な変化を得られます。肩の異常に心当たりのある方、この機会にぜひお越しください。

あなたの肩は正常に動かせますか?

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