先月末から外反母趾で親指の付け根が痛いうことで、ご入会されたお客様がみえております。

外反母趾は先天的に骨が曲がっているということは少なく、日常生活での足の使い方の結果なることが多いです。画像のように親指の付け根から親指が外に曲がっている状態を外反母趾といいます。特に女性には多い傾向にあります。

使い方というのは、例えば履物、ヒール、サンダル、サイズの合わない靴、先の細い靴など、これらは足の使い方を悪くして機能を低下させる要因になります。そういったものを履いてはいけないわけではなく履いても大丈夫な足をつくることが大切です。

他にも、意外と思われるかもしれませんが、脚を組む、デスクワークが多い、偏った立ち方をするなど股関節(足の付け根からお尻回り)の動きを悪くするような動作や姿勢をすることも外反母趾に繋がることもあります。

このように外反母趾は、これをしたからなるということはなく、どこかの機能が低下したせいでなります。

外反母趾になっていても痛みがある方もいればない方もいます。

なぜか?それは先ほど言ったように外反母趾になる原因は人によって経路(履物なのか、姿勢なのかなど)が違うからです。見た目は同じ外反母趾でも、足の使い方や生活環境により負荷のかかり方が違うということです。今回のお客様は外反母趾の状態でさらに親指の付け根に負荷がかかるような使い方をした結果、外反母趾+痛みがでたという形になります。

だから外反母趾だからこれをすると治るということではなく、足の動きの悪い部分にアプローチをすることで外反母趾の改善や痛みの改善に繋がります。

そしてここで本題タイトルにある、外反母趾は脚を太くするというのは、外反母趾だから、というわけではなく、外反母趾の場合大抵、足(足首から指にかけて)や脚(股関節周り)の機能のが低下している方が多いからということです。

機能の低下というのは筋肉がうまく使えていないということです。足首や指に筋肉なんてあるの?と思われる方もいるかもしれませんが、しっかり手の先にも足の先にも筋肉はあります。

筋肉には曲げる筋肉と伸ばす筋肉(丸めると反る筋肉)があるのですが、基本的に両方がバランスを取り合っています。ですが何かの影響(生活環境、姿勢など)でそのバランスが崩れると途端に動きが悪くなります。それが筋肉をうまく使えていないという状態です。

筋肉の動きが悪くなるとその部分の血流やリンパの流れが悪くなりむくみやすくなったり、脂肪が付きやすくなったりします。だから足や脚の筋肉の機能が低下すると、下半身太りを起こします。その結果として外反母趾や指の痛み、さらには膝や腰に痛みが出ることもあります。

そうならない為にも普段から足や脚周りのケアを行っておくことが大切です。今だけでなく将来きれいな見た目、健康な足腰でいることは重要だと思いませんか?

これをしておけば大丈夫といったトレーニングは存在しませんが、足のケアの仕方の一部を動画でご紹介します。どうぞご覧くださいm(__)m踵の高さがある靴をよく履く女性には特におすすめです。👡

皆さん一緒にトレーニングしませんか?

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