前回は食事の改善、食事の重要性についてお伝えしました。

ボディメイクやダイエットをしていく上で当たり前のように行われているトレーニングですが、なぜトレーニングをしなければならないのか?と考えれられたことはあるでしょうか?

当然運動をしてカロリーを消費して痩せるためでしょ?と思われる方が多いと思います。

まずダイエットという言葉の本来の意味は健康になる為や、肥満を防止するための食事制限を意味しているので痩せるために運動や食事制限をするという意味ではありません。

ですが一般的に捉えられているダイエットという言葉の位置付けは痩せるために運動や食事制限をする事という意味合いで使われています。ですので、ダイエットにおけるトレーニングとしてはカロリーを消費して痩せるためということになります。

そしてここ数年で流行りだしたボディメイクにおけるトレーニングの位置付けはダイエットとは異なるとこにあります。

ボディメイクという事になると痩せること、というよりも体を自分の思う理想的なラインにする事が目的になります。その上で脂肪があることで身体のラインが崩れていれば並行してダイエットを行っていきます。

そして大事なのはどういった体になりたいか?という所です。痩せた上で美姿勢(猫背や反り腰、O脚やX脚などを直したい)になりたい、メリハリのある体を作りたい、女性らいいしなやかな体を作りたい、腹筋に筋を入れたい、部分的に引き締めたい(ヒップアップ、バストアップ、二の腕、下腹、脚を細くしたい)など、様々な目的があります。

この目的によってはトレーニングでのアプローチの仕方が変わってくるということです。

例えば、美姿勢を作りたいといった方に重りを使ってがむしゃらに筋トレをしていても筋肉は付くかもしれませんが、美姿勢は作られません。やり方次第ではむしろ姿勢が悪くなってしまうこともあります。

この部分が非常に重要なポイントになります。

最近では例えば、自主トレーニングでヒップアップしたいと思えば、youtubeで検索すればたくさんの情報(トレーニング動画)が得られます。そこから自分の目的としている物を選べばよいわけですが、その選んだものが果たしてほんとに自分の目的としている効果が得られるでしょうか?

ヒップアップとして紹介されている物なら当然効果が得られるでしょ?と思われるかもしれませんが、人の身体は一人ひとり特徴が違います。例えば、O脚、X脚、猫背、反り腰などの姿勢の違いや、筋力、柔軟性、持久力などの身体のポテンシャルの違いなどです。

そのように体の特徴が違う人にはそれぞれ得意な動き、不得意な動きが必ずあります。何が言いたいかというと、同じ動画を見て、それぞれ体の特徴が違う人が動画と全く同じ動きを同じようにできるかどうかというと、できないでしょう。

まず、動画で見本を行っている人と、それを見て行う人の身体の特徴が違うという所で差が出ます。動画を見てやっている本人はできていると思って行うわけなので、フォームが違っていても誰も指摘はしてくれないのでそのまま続けます。

ここが怖いところです。トレーニングというのは正しい動きや負荷のかけ方をすれば効果は出ますが、間違った動きや負荷をかけてしまうと、先ほどの例に上げた姿勢が逆に悪くなる程度で済めばよいのですが、身体を痛めてしまうケースがあるということです。

人間は痛みを伴うとそれがトラウマになってしまいもうやりたくないとおもってしまうことが多いです。それがきっかけで運動をすることが嫌いになってしまうなんて悲しい結末は避けたいところです。

ですので安易に体に負荷をかけてトレーニングをすることはお勧めできません。sinでもHP内で一部トレーニング動画をご紹介していますが、これをやっておけば万全という紹介はしておりません。実際に通われているお客様には一人ひとりの身体の特徴や目的に合わせて動画のご提供をさせていただいております。

自主トレーニングを例に話をしましたが、パーソナルジムでも同じことが言えます。驚かれる方もいると思いますが、パーソナルジムのトレーナーでも全員が全員同じぐらいの知識を持っているか?というと、そうではなかったりします。学んできた畑が違えば持っている技術や知識も違います。身体の特徴と同じで知識量や能力には個人差があります。ですのでもしどこかパーソナルジムに通われていて思うように効果が出ていなかったり、目標と違う体になっているようであれば選んだ場所を間違えているかもしれません。

もし今何か身体を変えたくてパーソナルジムに通われていたり自分でトレーニングをされている方、自分の身体の特徴に対して手段やフォームは合っているでしょうか?続けているのに効果が出なかったりどこか痛めてしまった方、身体を変えたいけど何を選択したら良いかわからないという方は是非一度sinにお越しください。

目的、目標としている所に正しくご指導させていただきます。

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