本日はお客様の食事アドバイスによるBefore→Afterのご紹介です。

人間の身体は食事からできていると言っても過言ではない….というか食事からできています。

食べたものの質や量はそのまま正直に体に現れます。中でも一番分かりやすいのは太る太らないですね。

最近は健康ブームもあり、ダイエット食品などテレビなどでも取り上げられるようになって食に対する意識は徐々に変化してきている風潮はありますが、新規でお見えになるお客様に食事の問診をしてみると8割9割は、これは太るなーという食事の内容です。

画像のBeforeは8月ごろ新規でご入会されたお客様の食事の一部です。これは朝食、昼食、夕食、ですが、世間からみれば結構毎日普通にこのような食事内容の方はざらにいると思います。

朝食の内容は菓子パンが入っているものの青汁で足りない栄養素を補給して、乳製品も食べているので一見よさそうに見えますが、菓子パン自体が高炭水化物、高脂質な食べ物なのでいくら青汁などで身体に良いものを摂っても、効果としてはほとんど意味がなくなってしまいます。それとタンパク質がメインで摂れているものがないので不足するといった感じの内容でした。

昼食はご飯替わりにジュースとアイス、炭水化物のみでほとんど栄養が摂れていない状態です。

夕食はトンカツ弁当、カロリーをみると1000kcalを越えています。タンパク質はしっかり摂れていますが、炭水化物、脂質の摂りすぎです。

量的にみれば、2000kcalいくかいかないかなのでめちゃくちゃ食べているといった印象ではないですが、1日を通しての栄養素が炭水化物に偏っていることと夜1回で食べる量の多さから考えると、これを続けていればどんどん太っていくでしょう。

先ほども言いましたが、これが世間の現状だったりします。その背景にはダイエットをしたいけど何をどのように食べていったらよいかわからないということもあります。結果として炭水化物を極端に抜いたり、野菜だけをひたすら食べたりという偏ったダイエットをするということがよく見られます。

ですがこういったダイエットは、痩せはしたが体調を崩す、無理に食べ物を抑制した結果、反動でダイエット後の過食をしてリバウンドといったことが起こります。

そのようなことを起こさない為にも、何をどれぐらい食べたらよいのかということを知る必要があります。

食事アドバイスでは、まずは人がなぜ太るかという根本的な部分をご指導させていただきました。食べ過ぎれば太るでしょ?それはそうなのですが、どういった仕組みで太っていくのかという部分を理解することで、ただ食べるな、と言われるよりも、だから食べてはいけないんだという思考になることで食事が変わることへのストレスが軽減されます。

ただこれを食べなさい、あれを食べなさいと言われるのではなく、なぜこれを食べなくてはいけないのか、なぜこれはダメなのかと自分が理解して食事が変わっていけば何をしていったらよいかが明確になり、自然に知識も身に付きます。

そしてアドバイスを続けてきた食事内容の変化がAfterの食事です。

しっかり主食(炭水化物)、主菜(タンパク質、脂質)、副菜(ビタミン・ミネラル)を3食摂れるようになりました。ご飯を雑穀米にして食物繊維やミネラルを摂るようにする、マヨネーズはカロリーハーフで必要最低限にする、夜遅い時間の場合は、炭水化物は抑えて葉野菜中心で炭水化物を摂るようにしたりと工夫もしています。

これは自炊での例ですが、コンビニ食が基本という方でも改善は可能です。むしろカロリーが書いてあったりするので管理はしやすいです。いずれご紹介させていただきます。

食事アドバイスをしていてよくお客様から言われるのは、こんなに食べていいの?と言われることが多いです。

積極的に食べていいものがわかるようになると一食でも結構満足のいく量が食べられます。むしろ食べきれないといった方もみえます。

そして、食事の量や質が変化した結果、栄養バランスがよくなることで痩せるだけではなく、朝すっきり起きられる、便秘が治る、むくみがとれる、肌や血色がよくなる、など二次的な効果が見られます。

この結果からやはり人は食事からできているのだなとつくづく思います。

ですが、食事で脂肪が落ちるときに気をつけなければいけないのが筋肉の量を極力減らしてはいけないということです。

このことはまた別の機会にお話ししますが、食事の重要性をわかっていただけたらと思います。

皆さんは食に関してどこまで理解されていますか?

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